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ウォーターサーバーをやめた理由。解約後にたどり着いた我が家のスタイル

暮らしのジプシー録

子どもが小さかった頃、時短や効率(タイパ)を求めてウォーターサーバーを導入していました。
きっかけは街頭営業での試飲や、義実家でペットボトル型サーバーを使わせてもらったこと。
すぐにお湯が出るし、子どもが自分で水をくめる。健康にもいいかも!」と思い、ネットで色々調べて「宅配水型」のサーバーを契約しました。

最初は「便利すぎてもう戻れない!」と思っていたのですが、数年たつうちに少しずつストレスも…。
現在は電気ポット+浄水器』に落ち着いています。そんな我が家のウォーターサーバージプシー卒業ストーリーです。


「お湯が常備」「近くに飲み水がある」は子育て期の恩恵

よく「乳児期のミルク作りに欠かせない」と言われますよね。
我が家はその時期は過ぎていたのですが、「お湯がすぐに使える」便利さは暮らしを一気にラクにしてくれました。

子どもの「お腹すいた!」にすぐ対応できる。カップラーメンやスープ、味噌汁もすぐ。
温玉やウィンナーの準備も簡単。
自分も「コーヒーを飲みたい」と思えばすぐにドリップ、白湯もボタンひとつ。

冷水も夏場には大活躍
冷蔵庫に行かずに済むし、外で買ってきたペットボトルの水を飲むことへのちょっとした罪悪感も薄れました。
浄水器があっても冷たくするには氷を取りに行かなければならないので、その点でも本当に便利でした。

便利さの裏でたまっていった小さなストレス

厳選なる比較検討の末、最初に導入したのは フレシャスのデュオ旧型
決め手は以下の通りです。

  • 卓上ですっきり置ける
  • スタイリッシュなデザイン:グッドデザイン賞受賞
  • 静音性:食卓横に置いても静か
  • 省エネ性能:随時稼働なので地味に効く
  • パック式で折り畳める:使用後のゴミ問題が解決
  • ワンパック5L以下で交換がラク:重いペットボトル式だとサーバーの上まで持ち上げるのも重労働のため、女性にとってはありがたい

たかが水、されど水、固定費が約5000円/月

導入時から維持費は承知していましたが、やはり家計では大きめの固定費でした。
当時で月4,500円(税込)超え。

現在の参考価格は以下の通りです。

デュオミニ
水代(4.7L×4個=18.8L/箱):3,996円
サーバーレンタル代:550円
合計:4,546円(税込、1ヶ月)
※月3箱以上購入でレンタル代無料
出典:フレシャス公式サイト

水の置き場所問題や配送の手間

契約時の検討に織り込んでいた為、大きなペットボトルが玄関を占めることはなかったです。
月に一度配達業者の方に水を運んでもらい、段ボールごとおいておきます。

※当時のイメージです。

玄関が段ボールで埋まるようなことはなかったのですが、水パック自体はやわらかい素材の為、重ねて積むことは出来ません
使用済みのパックが折り畳めるとは言え、常に段ボールが玄関においてある状態でした。

交換作業のコツと水漏れの話

残量が見えるので「急に水が出ない!」はなかったのですが、交換作業に少しコツがあって。。
設置出来たと思ってしばらく使った数時間後、漏れていた事に気が付かなくて床がびしょびしょになった事が数回ありました。
他からも声が上がった為か、メーカーから専用の受け皿を送ってくれた事で解決しました。
それにより床が濡れることもなく、交換スキルも上がって漏れることもなくなりました。
(現在は仕様が変わっているかもしれませんが、当時はこのような対応でした。)

メンテナンスは自己管理

レンタルとは言え、定期的にメンテナンスがあるわけではないので全て自己管理に任されます。
吐出部はいつもキレイにしておかないとカビを介して飲んでいた、という口コミをみたこともあります。※特定の機種やメーカーを指すものではございません。
特に掃除が大変だったのが、先程紹介した床漏れ防止用の受けトレイです。
これがサーバーに合わせて凸凹した形状だった為、ホコリを拭き取るのが大変だった上、少しでも怠るとホコリが水を吸って見た目も不快に…。

存在感を増して来る

使い始めは嬉しくてみんな喜んでいましたが、次第にその大きさがふと気になるように。

我が家はダイニングで使いたかったゆえに、キッチンとの動線をすこし塞ぐ形になりました。
その為、家族とすれ違う度に少しストレスが。。

またキッチンで料理をしている時に浄水が欲しいなーと思ったら、毎回ダイニングまで回って汲まなければならず、とても面倒。

そしえて、その存在感ゆえ、次第ににゃんこの隠れスポットに…🐾


水道直結型ウォーターサーバーへ乗り換え

維持費以外で見えてこなかった小さなストレスが気になり、次第に他のサーバーを検討するように。
その頃、ちょうどTV CMでキャンペーンを行っていたサーバーに乗り換えました。

そのサーバーはコチラです。

ウォータースタンド ネオ
https://waterstand.jp/products/nano_neo.html

水道直結でたっぷり使える安心感

水道水を直接つないで使うウォーターサーバーです。
専用フィルターで浄水した水をそのまま冷水・温水として使えるのが特徴!

  • ボトル不要:重たい交換やストック場所がいらない
  • コストが安定:水代は水道料金+レンタル代(税込3850円)だけ
  • エコ:ペットボトルやボトルごみが出ない
  • メンテナンス:定期的にフィルター交換に来てくれる

この通り、先程のストレスが全て解消されました

料理中でも食事中でも使える

ダイニングとキッチン、両方から使える場所に設置が可能で、以前のストレスは解消。

ただ、小さい子どもが届かない高さになってしまいましたが、それよりも他の悩みが解消された為、メリットが大きかったです。

隠れスポットが無くなってしまったニャ…

強制的に定期メンテナンスがある!

フィルターって自分で買って交換しようとすると忘れたり、出費がかさむのがイヤだったりしますよね。
でもメーカーが半年ごとに来て交換してくれるから安心です
※出張費やフイルター交換代はレンタル代に含まれております。

軽い営業トークや日程調整の手間はありましたが、トラブル対応や正しい使い方を直接教えてもらえる点はありがたかったです。

機種変更してさらに便利に!

最初の機種でも全く問題なかったのですが、
さらにコンパクトで機能満載な「ナノラピア ガーディアン」が登場し、我が家も変更しました。

※以下は我が家の体験談ですが、現在は公式サイトで現行モデルが紹介されています。https://waterstand.jp/ptnr_lp0008/ ←公式サイトはこちら

  • さらにコンパクトになり、カウンターの上にすっきり収まった
  • 手離し注水
    →注水ボタンを押せば連続抽出ができて、ボタンをずっと押し続けなくてもOK。
  • 選べる抽出量
    →3段階(約120ml・180ml・300ml)から選べて朝のコーヒー作りが楽ちん。
    次第でほとんど分量も計量カップいらずに
  • スライド機能搭載
    →抽出口やトレイがスライドするから、背の高い水筒も垂直に置ける。

機種変更も連絡一本で定期メンテナンスの際にスタッフの方がやってくれ手間いらずでした。
完璧なウォーターサーバーライフを送り、これでよしと数年を過ごしていました。


そこまで完璧だったのに、全てのウォーターサーバーをやめた理由

一時の迷いです。
ある日、健康ブームで再び注目された「還元水素水」に心を動かされました。
ここでは詳細の効用は省きますが、どうしても欲しくなったんです。還元水素水が。
子どもの体調改善に効くかも…と思い、浄水器タイプの還元水素水整水器を導入することに。

据え置き型の還元水素水整水器を導入

ペットボトルで買うのは基本的に無しだという我が家は、やっぱり据え置き型浄水器一択。

還元水素水の浄水器を調べると、直結型になるので今あるウォータースタンドから変えるしかありません。
念のためウォータースタンドの営業の方に、還元水素水サーバーの有無や今後の展開についても伺ってみましたが、当時は提供予定がなく、どうすることもできませんでした。
それでも、わがままな質問にも真摯に対応してくださった姿勢が印象に残っています。

そんな訳でとっても気に入っていたウォータースタンドですが、泣く泣く解約して新しい還元水素水浄水器を迎える事にしました。


設置やフィルター交換は全て自分の責任

一周回って結局また自分でやるんかーいって事なので、極力メンテナンスフリーなものを探しました。
水道の分岐工事や設置も全て自分でやり、フィルター交換も計2回行いました。
(購入した還元水素水の体験や設置時のことなどは、機会があれば別の記事に書こうと思います)

とりあえず、ここまでで

◎:還元水素水が飲める
◎:機体がコンパクト
◯:浄水も飲める
◯:維持費はフィルター代のみで約400円/月
◯:メンテナンスが楽:たまにpHチェックする
△:初期費用がかかる:73000円 (2021年時点)
✕:常温しか飲めない ←ここがネック
✕:キッチンでしか使えない

という状態です。
やはりどうしてもお湯が必要!

お湯を常備するにはどうする?

この浄水器自体に湯沸かし機能があればいいのですがそんな事を言っても仕方がないので、とりあえず電気ケトルを導入。
数分で沸くし、保温機能もついていてしばらくは便利でした。

やっぱりサーバーには劣る。分かっていたさ。。

だた、子どもの「お腹空いた!」に「3分待っててね」は通用せず。
コーヒー用に沸かして放置してまた沸かし直し…の繰り返し。
また蒸気レスとはいえ、夏場は熱気で暑い。
ボコボコうるさい。
4人同時にカップラーメン食べるには容量が足りない!

あとやっぱり、キッチンに回って電気ケトルに水を汲んで電源入れる、という行程が面倒!

サーバーの偉大さを思い知りました

なんだ、最初からこれにすればよかった

最終的に導入したのは 象印の電気ポット「とく子さん」

そんなにスゴイの!?
よくある保温機能付きの電気ポットに見えるんだけど…

これでいいんです。いや、これがいいんです。
再現性があるでしょう?

  • お湯がすぐ出る:ポットですから
  • 保温もできる:ポットですから
  • 3Lと大容量でもたっぷり沸かせる:ポットですから
  • 吐出量が分かる計量メモリがある:ポットなのに!?

デメリットをあげるとしたら、お湯が沸くのに時間がかかります。※満水時(3.0L)で約30分。
ただし、朝イチに他の準備をしている間にセットすればいいので実害無し。
予約機能を使えばここの弊害はゼロです。

◎:還元水素水が飲める
◎:機体がコンパクト
◯:浄水も飲める
◯:維持費はフィルター代のみで約400円/月
◯:メンテナンスが楽:たまにpHチェックする
△:初期費用がかかる:73000円 (2021年時点) → ◯ 4年経過して1500円/月に
✕:常温しか飲めない → ◎ お湯も常備できる!
✕:キッチンでしか使えない
◯ ダイニングでお湯が使えるからOK!

気になっていた初期費用も長年利用した事により、サーバーレンタル代より安くなっていました。

唯一「冷水が出ない」だけは残りましたが、夏場はウォータジャグを設置して「お母さん、お茶(水)!」問題は回避しています。


結局、ウォーターサーバーは不要?我が家の場合

結論としては、我が家では
浄水器+電気ポット
に落ち着きました。

ウォーターサーバーを欲しい理由は家庭によって違います。
我が家は「ぐにお湯が欲しい」「水道水をそのまま飲むのに抵抗がある」でした。

冷水が必須ならサーバーは便利だと思います。
でも我が家では「冷水命!」ではなかったので、サーバーを手放しても困りませんでした。

結果的に「解約してよかった」と思えています。


最後に…

我が家はフレシャス、ウォータースタンドを経て、最終的に『浄水器+電気ポット』に落ち着きました。

長くなってしまったため詳しくは省きましたが、解約手続きはどちらの会社もとてもスムーズで、最後まで丁寧に対応していただきました。
『また機会があればぜひお願いしたい』と思えるほどです。(実際そう伝えました)

ウォーターサーバーをやめた今でも、どちらのサービスも“必要な家庭には十分役立つ”と思いますし、迷っている方の参考になれば嬉しいです。






筆者:おカシャ
おかーしゃん+「花車(=ガーベラ)」をもじって命名。

ガーベラの花言葉は“希望”と“常に前進”。

思春期と反抗期に挟まれて、だいたい何かに追われてる毎日ですが、
“おもしろがる気持ち”だけは前に進めていたい。

家族との暮らしの断片を、少しずつ。
よかったら、つまみぐいしていってください。

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